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保育所等訪問支援事業
あゆみ園では 後方支援・移行支援の一環として
保育所等訪問支援を 実施しています
基本的には
対象となるお子様の観察や 在籍園の保育士とのカンファレンス(話し合い)を 行っていますが、
本日は、そのクラスに向けて 作業療法士による運動あそびを 提供させていただきました。
〈活動のテーマ、目的〉
姿勢保持を意識した運動あそび
〈プログラム〉
1.いろいろなうごきをやってみよう
❶片足で立ってみよう
❷飛行機になってみよう
❸クマさんになってみよう(高這い)
❹どんぐりになって、ごろごろ転がってみよう
2.サーキットで遊ぼう
❶手押し車
❷一本橋渡り
❸両足ジャンプ
❹トンネルくぐり
”ちゃんと座る”ためには、体幹が重要です。
体幹と言うと、体幹トレーニングをイメージされがちですが、
こどもの場合、
粗大運動と微細運動の組み合わせがとても重要になります。
なかでも、
身体を大きく様々に動かしたり
バランスをとったり
…などの 粗大運動によって、
身体の使い方を知ることができ、
それが 体幹を鍛えることに繋がります。
こどもの場合、なにより 大切なのは、
楽しく身体を動かすことです。
”体幹トレーニング”という言葉から連想されるような、
つらい
きつい
という運動は、長続きしません。
やはり長続きするのは、
「楽しい!」
「もっとやりたい!」
と こどもが思える遊びです。
それによって、
こどもは身体の使い方を知り、
さまざまな成長発達を していきます。
体幹のほか、
バランスを保とうとする動き
協調する動き(手と足が別の動きをする、ぶつからないように身体を丸める、など)
なども重要です
それらの様々な遊びが
「ちゃんとすわる」というスキルに結びついていきます
また、それ以外のスキルにも…。